初登場と同じ曲で 嵐 聖地に帰ってきた!「こんなふうに生まれ変わったんだと感動しました」

[ 2019年12月22日 05:30 ]

国立競技場のオープニングイベントに登場した「嵐」(JSC提供)
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 来年の東京五輪のメインスタジアムとなる国立競技場のオープニングイベントが21日、開かれた。音楽界からは「DREAMS COME TRUE」と「嵐」が登場し、同所で初めてのライブを行った。ラストはサプライズゲストの「ゆず」が代表曲「栄光の架橋」を披露。6万人の観客と盛大に開場を祝った。

 旧国立で15公演を行った嵐が、新国立の幕開けでもステージに立った。1曲目には、08年に初めて国立競技場公演を行った時と同じ「Love so sweet」を選曲。移動式のステージ2台を使ってトラックを1周しながら計4曲を披露した。真新しいスタンドには、気温8度とは思えない6万人の熱気が充満した。

 旧国立では08年から13年まで6年連続でライブを行い、全アーティストで最多となる15公演を開催した。松本潤(36)は「こんなふうに生まれ変わったんだと感動しました」と笑顔。相葉雅紀(36)は「“また国立に立ちたい”と言っていたけどできると思っていなかった。一生の財産にしたい」と感激した。新国立では来年5月15、16日に単独アーティストとして初めてコンサートを行うことが決まっている。

 5人は東京五輪・パラリンピックではNHKのスペシャルナビゲーターを務める。メインスタジアムとなる国立には何度も足を運ぶことになりそうで、大野智(39)は「五輪をきっかけにいろんな新記録が作られる場所になってほしい」と“本番”への期待を膨らませた。二宮和也(36)は「アスリートだけでなくアーティストなど、全ての方の目標の場所になってほしい」と強調。櫻井翔(37)は終演後、「夢のようです」と感想を語った。

 嵐の活動休止まで残り1年。来年の国立の盛り上がりを予感させる熱い夜になった。

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2019年12月22日のニュース