ミルクボーイ「M―1」王者にビックリ「今年テレビで漫才するのが初めてだったので」

[ 2019年12月22日 22:17 ]

<M1グランプリ>M1を制覇しトロフィーと小切手を手に喜びを爆発させるミルクボーイの駒場孝(左)と内海崇 (撮影・白鳥 佳樹)
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 令和最初の漫才日本一を決める「M―1グランプリ2019」(優勝賞金1000万円)決勝が22日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、ファーストラウンドで過去最高得点となる681点を叩き出したお笑いコンビ「ミルクボーイ」が過去最多5040組の頂点に立ち、第15代王者に輝いた。

 ファーストラウンドでは“オカンが好きな朝ごはんの名前を忘れてしまい、コーンフレークかコーンフレークじゃないか”というネタでスタジオの爆笑を誘うと、得点は681点(オール巨人97点、ナイツ塙99点、立川志らく97点、サンドウィッチマン富澤たけし97点、中川家・礼二96点、ダウンタウン松本人志97点、上沼恵美子98点と過去最高点。

 審査員の松本は「あの、行ったり来たり漫才とでも言うんでしょうか。なんか揺すぶられたなあ。これぞ漫才というのを見させてもらったなあ。いやあ、よかったなあ」と絶賛。富澤は「おじさんがコーンフレークか、コーンフレークじゃないかって(笑)。それだけで盛り上がれるのが凄いですね」と称えた。

 かまいたち、ぺこぱと勝ち進んだファイナルステージでも“オカンが好きなお菓子の名前を忘れてしまい、モナカかモナカじゃないか”というネタでスタジオを笑わせた。審査員投票では7人中6人の票を獲得し、優勝した。

 優勝を決めた瞬間、ツッコミの内海崇は「今日が今年テレビで漫才するのが初めてだったので。ミルクボーイ、ミルクボーイって…。これは嘘です!」と歓喜。ボケの駒場孝も「ありがとうございます」と感謝した。

 松本は「過去最高というか、数年前だったら誰が優勝してもおかしくないぐらいでした」とハイレベルな大会だったと評した。

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