テレ朝「ドラえもん」「しんちゃん」枠移動は視聴率低迷で 「子供たちの期待を裏切らないよう努める」

[ 2019年9月24日 14:23 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日の早河洋会長は24日、東京・六本木の同局で定例会見を行い、国民的アニメ「ドラえもん」と「クレヨンしんちゃん」を土曜夕方への枠移動について言及した。

 2番組は10月5日から「クレヨンしんちゃん」(土曜後4・30)「ドラえもん」(土曜後5・00)となる。国民的アニメということもあり、一部では今回の枠移動に批判的な声もある。

 早河会長は今回のアニメの枠移動について「タイムテーブルの改革は7曜日、もぐらたたきのように悪いところをたたき改善している。金曜日が悪いと週平均にも影響してくる。ここのところ、『ドラえもん』『―しんちゃん』は6、7%に落ち込んでいる。この数字はタイムテーブルへの影響はより大きなものだった。より見られる時間をいろいろ探して土曜日の夕方に移行することになった」と経緯を説明した。

 今回の経緯も関係各所に説明したうえで「理解を得た」と早河会長。「これだけ長い間放送しているので、視聴者も違和感はあると思う」とし、「それ以外のイベントでさらに強化して、いろんな新しい試みも作業中であり、視聴者の期待、特に子供たちの期待を裏切らないように努めていきたい」とした。

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