「NON STYLE」石田明 舞台の間、仕事ない相方・井上に「仕事ください」

[ 2019年2月14日 15:28 ]

舞台「熱海殺人事件 LAST GENERATION 46」の制作発表会に出席した(左から)今泉佑唯、味方良介、石田明、佐藤友祐
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明(39)が14日、都内で開かれた舞台「熱海殺人事件 LAST GENERATION 46」の制作発表会に出席した。石田は昨年に引き続き、富山から来た田舎の刑事・熊田留吉を演じ、今回は「途中、脱線部分のコメディがあるんですけど、ここは完全に“僕作”になります。ぜひお楽しみに」と昨年以上にパワーアップをアピールした。

 コメディの脚本はこれから作るという石田だが、すでに「ボヘミアン・ラプソディー、で書いてくれとリクエストが来ておりまして。採用するか却下するは、まだ決めていない」とし、「ここに一番命を削っています」と気合いを込めた。

 主役の木村伝兵衛刑事部長には3年連続、俳優・味方良介(26)。ニューフェイスには、捨て身の潜入捜査を行う水野朋子婦人警官役は元「欅坂46」で、今作が女優デビュー第1弾となる今泉佑唯(20)、犯人・大山金太郎役にはダンスボーカルユニット「lol−エルオーエル−」の佐藤友祐(22)が務める。今回は、歌やダンスを取り入れた斬新な演出になるという。

 4人での稽古はこれからで、今泉と佐藤はやや緊張気味。そこで、石田は「つか(こうへい)さんの舞台はうまくしよう、そういうプランまったくいらない。演技はあとあとでいい」とし、「下手なりに大きい声で全力でぶつかればうまくいく」とアドバイス。また、稽古の終わりに自身の義父の経営する「居酒屋に行けば恥ずかしさはなくなる」と言うと、「楽しみにしています」と2人は笑顔になった。「つかさんの舞台がはじまると、体力的にも金銭的にも燃え尽きる」とも本音を明かすも、楽しそうに話した。

 石田の相方、井上祐介(38)は舞台を見に来るかと聞かれると「今回も来ません」という。しかし、井上のLINEのタイムラインには「石田くんが大きな舞台に入るので、その間、仕事がないから、仕事ください」と書かれていたことを明かし、「仕事ください」と相方のために報道陣に頭を下げた。

 大阪公演、「COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール」は3月28日〜31日。東京公演、「紀伊国屋ホール」4月5日〜18日は売り切れ。20、21日の追加公演が決定している。

続きを表示

2019年2月14日のニュース