マツコ、“35秒沈黙の実況”を大絶賛!久保田アナは「怖い、凄い、よく…」

[ 2019年2月14日 18:05 ]

タレントのマツコ・デラックス
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 タレントのマツコ・デラックス(46)が13日、テレビ朝日「マツコ&有吉 かりそめ天国」(水曜後11・20)に出演。スポーツ実況についての思いを語った。

 番組に届いた視聴者から「スポーツ実況が日本びいき過ぎる」について、マツコは「(日本びいきの実況が)何が悪いの?」「『この日本人は負けようとしてます』って実況されたら、見る気なくさない?」と若干おかんむりの様子。「なんやかんや言ったって、TVショーなんだから。見てる人あおって、楽しんでもらわないと」と力説した。

 テレビ朝日の久保田直子アナアナウンサー(37)が、同局の実況アナウンサーに意見を聞いたところ、「日本びいきするつもりないけど、結果的にね…」と答えられたという。

 マツコが見てきた実況の中で、最も評価しているのが「1994年夏の高校野球大会決勝」の佐賀商(佐賀)―樟南(鹿児島)においてNHK・松本一路アナ(71)が見せた伝説の1コマ。4―4の同点で迎えた9回表に満塁本塁打が飛び出すのだが、そこで松本アナは35秒間沈黙し、歓声のみを聞かせるという斬新な演出を選択したのだ。

 そのことを聞いた有吉弘行(44)は「素晴らしい」と賛辞を贈るも、久保田アナは「怖い、凄い、よく…」と、アナウンサーの立場ならではの反応を見せた。マツコは「(実況はもちろん)いるけど、いざって時はいらないのかなぁって。それを見て(感じた)」と、改めてその実況に感動したことを伝えていた。それでも久保田アナは「凄い勇気がいります。アナウンサーにしたら」と、本音を口にした。

 マツコにとっては“沈黙も実況”といえそうだが、特に好きと公言しているフィギュアスケートでは「あまりしゃべってほしくない」という。「後ろで曲が流れているのに、そこでベラベラしゃべられる」のが納得いかない様子。

 「トリプルフリップ…ルッツ…」など技の名称を入れてくるのも気になる様子で「詳しい人は『そんなこと言われなくても分かってるわ』ってなるし、初心者の人は『いや、それ言われても』ってなるし」と、どちらの立場でも無用の長物になっていると持論を展開した。久保田アナはそれを聞いて「不思議なもんですね。丁寧で見やすいかなって付けているものが(邪魔になるなんて)」と語っていた。

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2019年2月14日のニュース