ホリプロ・グランプリに中学3・鍛治原日向さん ルービックキューブで「勝負強さ」見せ栄冠

[ 2019年1月13日 17:26 ]

「ホリプロ メンズスターオーディション」決選大会でグランプリに輝いた鍛治原日向さん
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 「ホリプロ メンズスターオーディション」決選大会が13日、都内で開催された。応募総数6468人の中からファイナリスト8人が集結。演技と自己PRの審査の結果、群馬県の公立中学校3年生の鍛治原日向さん(14)がグランプリに輝いた。鍛治原さんはスポットライトが当たると涙をにじませた。

 鍛治原さんは、ルービックキューブの6面揃えをしながらの自己PRにチャレンジして、見事成功。加えて、この日のために練習したギターの弾き語りも披露。ルービックキューブは「リハーサルでは2回とも失敗。本番では落ち着いたらできた」と満面の笑みを見せた。

 実行委員長によると、グランプリ受賞の決め手になったのは、鍛治原さんが本番で見せた「勝負強さ」と「人を惹きつける力」だったという。さらに「将来を考えたときに、想像を超えた立派な俳優になってくれると思う」と期待の言葉を寄せた。

 今後、鍛治原さんはホリプロと専属契約を結び、藤原竜也主演の映画・連続ドラマ「太陽は動かない」(原作吉田修一、監督羽住栄一郎)の出演が約束される。鍛治原さんの祝福に駆け付けた羽住監督は「これから俳優としてすべてを楽しんでやっていってほしいと思います。まずはこの映画を完成させましょう」とエールを送った。また鍛治原さんは藤原との共演について「小さいころからあこがれていた人。共演できるのがうれしいです」と喜んだ。

 同オーディションはルックス、個性雰囲気などを総合的に審査し、スターの原石を発掘するために芸能事務所・ホリプロが開催。まずは書類審査を行い、通過者は仙台、東京、大阪、福岡で自己PR、面接を実施。そこで12人に絞られ、最終審査でファイナリスト8名が選出された。男性向けオーディションとしては8年ぶりの開催。

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2019年1月13日のニュース