大杉漣さんナレーション務めた映画公開 監督万感「魂こもった声で映画に血が通った」

[ 2019年1月6日 05:30 ]

大杉漣さん
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 昨年2月に亡くなった俳優の大杉漣さん(享年66)がナレーションを務めたドキュメンタリー映画「世界一と言われた映画館」が5日、東京・有楽町のスバル座で封切られた。

 1976年の山形・酒田大火で焼失した映画館「グリーン・ハウス」の思い出の証言を集めた作品。大杉さんは、2002年に主演した自主映画のスタッフだった佐藤広一監督(41)の依頼を快諾し、17年9月に収録した。山形での初上映の際には自腹で出向きライブも行ったそうで、佐藤監督は「大杉さんの魂のこもった声で、映画に血が通った。東京での公開を喜んでくれると思う」と感慨深げに話した。

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