海老蔵、麗禾ちゃん&勸玄くんと父子共演 新年あいさつに大拍手

[ 2019年1月3日 19:02 ]

本公演では初の親子3人共演となった(左から)堀越勸玄君、市川海老蔵、堀越麗禾ちゃん(C)松竹
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)が3日、東京・新橋演舞場で「初春歌舞伎公演」(27日まで)の初日を迎えた。昼夜合わせて5演目に出演するハードスケジュールのなか、夜の部「牡丹花十一代(なとりぐさはなのじゅういちだい)」では、本興行では初となる長女の堀越麗禾(れいか)ちゃん(7)、長男の勸玄(かんげん)君(5)との親子3人の共演が実現した。

 同演目は「十一代目市川団十郎生誕百十年」と冠した舞踊。役者たちが次々と舞を披露していくなか、満を持して海老蔵が登場。「待ってました!」のかけ声に呼応して「待っているのは私のことかい?」と冗談めきつつ2人を呼び込むと、麗禾ちゃんが手古舞、勸玄君がとび頭として花道から登場した。

 海老蔵が見守るなか2人はこの日のために練習したという踊りを披露。その後、舞台中央に座って代わる代わる「ご見物の皆さま、新年あけましておめでとうございます」と祝賀を述べると、この日満員の約1400人の観客からは「成田屋!」というかけ声や万雷の拍手が巻き起こった。

 その後は3人で華麗な立ち回りを披露して観客に手ぬぐい撒きを行うと、3人そろって山車の上で締めくくった。

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2019年1月3日のニュース