平成ラスト紅白 視聴率41・5% 2年ぶり“合格点”台本にないライブ感が勝因

[ 2019年1月3日 05:30 ]

桑田佳祐(右)にキスする松任谷由実(撮影・木村 揚輔)
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 昨年大みそかの「第69回NHK紅白歌合戦」の平均視聴率は午後9時から11時45分の第2部で41・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった。前年より2・1ポイント増で、2年ぶりに40%台に回復。ラストのサザンオールスターズの歌唱時に松任谷由実(64)が“乱入”し、桑田佳祐(62)にキスするなど、ハプニングも多いライブ感が視聴者を引き付けたようだ。

 平成最後の紅白とあって、NHKは第2部で合格点の視聴率40%台を死守する作戦を取った。同局関係者によると、昨年は39・4%で40%に届かなかったため、今年は午後7時15分からの第1部で高視聴率を叩き出し、後半につなぐ構成とした。

 平成の紅白を振り返るオープニング映像で幕開け。三代目 J Soul Brothersの「R.Y.U.S.E.I.」をトップバッターに坂本冬美(51)の「夜桜お七」、郷ひろみ(63)の「GOLDFINGER’99」と平成の各ジャンルのヒット曲をズラリと並べた。YOSHIKI(年齢非公表)が史上初めて紅・白組に同時出場したのも、DA PUMPが五木ひろし(70)と共演したのも第1部。前半から見どころ満載でマークした37・7%は、2001年の38・1%に次ぎ、21世紀で2番目の高視聴率となった。

 この勢いをそのままに第2部はまさにお祭り。松任谷がサプライズで会場のNHKホールに登場。ラストを飾ったサザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」では、その松任谷が桑田にキスしたり、腰を振るダンスで濃厚な絡みを見せるなど、台本にない展開を繰り広げた。出演者のいない廊下が映るなどのカメラワークの失敗も目立ったが、番組関係者は「番組のライブ感が強く、展開に追いつけず、切り替えのミスも多かったようだ」。生放送のハプニング的要素がお茶の間を引きつけたとみられる。

 5年ぶりに紅白に戻ってきた北島三郎(82)が「まつり」で盛り上げ、DA PUMPの「U.S.A.」では松田聖子(56)がノリノリで「いいねダンス」を踊った。昭和世代のスターが番組を盛り上げたことで一体感が生まれ、関係者は「今年は楽しかったと言う出演者が多かった」と明かした。

 テレビ初歌唱となった米津玄師(27)も大きな目玉に。大手レコード会社幹部は「後半戦にメドレーが多く“何を歌うんだろう?”というワクワク感もあった」と指摘。平成ラストを本来の紅白らしさが彩った。

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