「田宮二郎の真相」夫人が初の激白 没後40年、真実明かす

[ 2018年11月6日 06:30 ]

青志社から発売される「田宮二郎の真相」
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 1978年12月に猟銃自殺した俳優田宮二郎さん(享年43)の妻・柴田幸子さんが、没後40年を経て初めて明かした真実「田宮二郎の真相」(著者石田伸也、青志社、1400円)が9日に出版される。

 同書では田宮さんが「M資金」と言われた架空詐欺にのめり込み、自身で億単位の製作費を注ぎ込んだ主演映画が不振だったことで、莫大(ばくだい)な負債を抱えた姿が赤裸々につづられている。さらに、当時、幸子さんが田宮さんとの関係が取り沙汰されていた女優・山本陽子(76)とテレビ局で対峙(たいじ)したエピソードも紹介している。晩年の田宮さんは金と愛とで精神が不安定な状態に陥っていく。幸子さんは「田宮との思い出は今も色あせることなくよみがえります。思い出すことはつらいことでしたが、真相をお話しする機会を与えていただきましたことをありがたく思っております」と語っている。

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