有働アナ 新キャスター会見でもらしさ全開「置屋の女将みたいな感じ」

[ 2018年9月4日 15:33 ]

日本テレビ「news zero」記者発表で笑顔を見せる(左から)弘竜太郎アナ、市來玲奈アナ、岩本乃蒼アナ、有働由美子アナ、畑下由佳アナ、河西歩果(撮影・沢田 明徳)
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 3月末にNHKを退局した有働由美子アナウンサー(49)が新キャスターに就任する日本テレビの「news zero」(月〜木曜後11・00、金曜後11・30)の会見が4日、都内の同局で行われ、“番組の顔”となる有働アナをはじめ、10月から出演する新キャスター陣が勢ぞろいした。

 有働アナは久々に公の場でもらしさ全開。「半年こもってたものですから、華やかな場が…。ドキドキするもんですね、50(歳)前になっても。NHK以外でこういう記者会見をしたことないので、舞い上がっております」と緊張した面持ちであいさつ。

 司会の森圭介アナウンサー(39)から「有働さん、緊張されてますか?緊張されないんじゃないですか?」とツッコミ。これに、有働アナは「何か嫌な言い方。アナウンス室で評判悪いの?」と返し、会見冒頭から会場からは笑いがあふれた。

 そんな有働アナとのやり取りについて、森アナが「1つひとつ勉強になります」ともらすと、有働アナは「言葉が少し…」と口を尖らせる場面もあった。会見途中で、セットチェンジの時間も、有働アナは一度降壇する予定だったが、自ら森アナウンサーの横に移動し、“司会”も兼任。

 有働アナは森アナウンサーが手にする進行表を見せ、「さすがですね!NHKでは手書きで作りました」とニヤリ。森アナも「内情は駄目です」と苦笑しつつも、「どうやってつなごうか、考えていたんですが、解消されました」と笑顔。

 森アナから「こういう報道番組の記者発表ってありました?」とツッコミは入ると、有働アナは「すみません、(番組は)まじめにやりますから。きちんと」と弁解し、笑わせた。

 会見では、ニュース担当は月曜〜木曜日を同局の岩本乃蒼アナウンサー(26)、金曜日を畑下由佳アナウンサー(26)。スポーツ担当は月曜〜水曜日を山本紘之アナウンサー(30=会見は欠席)、木・金曜日を新人の弘竜太郎アナウンサー(22)、さらには、カルチャー&お天気は、月曜〜水曜日を元「乃木坂46」の新人の市来玲奈アナウンサー(22)、木・金曜はタレントの川西歩果(22)が担当するフレッシュな顔ぶれも発表された。

 若手たちを前に、有働アナは「完全にキラキラする人たちと置屋の女将みたいな感じ。そういう構図になるんだろうなと思いました。女将なりに、若い人たちのこれからが1ミリでも幸せになったり、1ミリでも命を大事にできるようになったり、一緒に考えません?って腰を低く(やっていきたい)」と苦笑。

 岩本アナは「新しいzeroのコンセプトはまさに女将らしい、有働さんらしい言葉だなと。私たちも音をぶつけて、よりニュースを深く考えていただけるように努力していきたい」と有働アナの言葉を受けて、コメント。すると、畑下アナも「私たちも桶屋の女将、予備軍です」と意気込むも、すかさず、有働アナは「置屋ね」とツッコミ。

 新人の弘アナは「news zeroが始まった時は小学生でした。そんな私が大きくなり、アナウンサーとなり、news zeroをお願いします!と言われた時は、信じられない思い、不安があると思うのですが…」と話すと、これにも、有働アナが「今、ちょっと人称が違った…。僕って言ってたからそこは違ったかな」とやさしくツッコミ、笑わせた。

 フレッシュな面々を前に、有働アナは「華やかですね。なんか、置き屋…」としみじみ。「テレビの番組って作り手のパワーしかないと思っている。最初に会った時に、やれる!って(思った)。仲良くというよりは、やり合う!ことも含めて、いいチームだと思います」と歓迎した。「news zero」については、月曜日キャスターを務めている「嵐」櫻井翔(36)は引き続き、出演を継続。現在出演しているキャスター陣については、番組スタート時からメーンキャスターを務めてきた村尾信尚氏(62)、不定期キャスターの板谷由夏(43)が9月いっぱいでの番組卒業をすでに発表している。

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2018年9月4日のニュース