難役こなす目力にキュン!山田杏奈「朝ドラにも出たい。恋愛はまだいいです」

[ 2018年7月12日 11:00 ]

目力の強さが印象的な山田杏奈(撮影・久冨木 修)
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 青春ドラマをきっかけにブレークする若手女優が多い中、山田杏奈(17)はまったく別の道で存在感を発揮している。クセの強い役を数多く演じており、今年は「闇を抱える女の子」の連続だ。

 4月公開の初主演映画「ミスミソウ」で、壮絶ないじめを受け、復しゅうを誓った中学生役。どこか冷めた目で機械的に同級生をあやめるさまは鮮烈だった。放送中の主演ドラマ「幸色のワンルーム」(関西ローカル、AbemaTVでも放送)では、家庭内暴力といじめで行き場を失った少女を演じている。「私は“血のり”に縁があるのかなって思います。でも、キラキラした青春ドラマにも出たいんですよ」と笑う。

 とは言うものの、山田自身は落ち着いた性格の持ち主。「高校では、あんまりはしゃがない。最近はRADWIMPSのライブに行って、珍しくテンションが上がったんです」。夏にやりたいことを聞かれても「京都に行って、ゆっくりお寺を見てみたい。静かなところに行きたくて」と大人びている。

 人の心の中まで読んでしまいそうな力強い目が印象的だ。ハートも強い。「女優の仕事は好きという気持ちだけでは続けられないと思うんです。だから今のうちにいろんな経験をしたい。朝ドラにも出たい。恋愛はまだいいです」。鋭い目で夢をかなえていく。

 ◆山田 杏奈(やまだ・あんな)2001年(平13)1月8日生まれ、埼玉県出身の17歳。11年に漫画誌「ちゃお」のモデルを決めるオーディションでグランプリ。15年のNHK大河「花燃ゆ」、昨年は映画「あゝ、荒野」に出演。ロッテ「ガーナチョコレート」のCMに出演中。特技は習字。1メートル58。

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