たけし数カ月前に「辞める」 弱音も…「体力的にも落ちてきた」

[ 2018年3月15日 05:48 ]

ビートたけし「オフィス北野」退社、独立へ

ビートたけし
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 たけしは古希を迎えた昨年初めころから「独立」を強く意識し始めた。オフィス北野の森昌行社長(65)は「年齢的にも体力的にも70歳を過ぎての新境地でしょうか。やりたいこともあるし、残された人生を考えたのでは」と話す。

 3年前には新事務所「T.Nゴン」を立ち上げており、受け皿に不安もない。スポニチ本紙の取材によると「辞める」と事務所に告げたのは数カ月前で、今月に入ってからは親しい知人にも自らの意思を伝えていたことが判明している。

 独立の理由については「軍団の面倒を見るのが大変なんだよ。(事務所の)家賃払うのも大変だ」とジョークに包んで話すこともあったという。その一方では「軍団を含め、これまで背負ってきたものをいったん下ろしたい。自分の時間を増やしたい」と本音を漏らし「体力的にも落ちてきた」と弱音を吐くこともあった。

 テレビだけで6本のレギュラー番組を抱えるお笑い界のスーパースター。手抜きをせずに常に全力投球してきた。今後も当面はオフィス北野から引き継いだ仕事をそのまま続けることになるが、絵を描いたり、小説を書いたりと少しずつでも自分の時間を大事にしていきたい気持ちが強そうだ。

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