谷岡学長怒りの会見 尾木ママ「パワハラ感じた」三田アナ疑問「ちょっと失礼」

[ 2018年3月15日 16:43 ]

教育評論家の尾木直樹氏(左)とフジテレビの三田友梨佳アナウンサー
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 レスリング女子で五輪4連覇を達成した伊調馨(33=ALSOK)を巡るパワーハラスメント問題を受け会見を行った至学館大の谷岡郁子学長について、15日放送のフジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」の出演者がコメント。“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏(71)は「パワハラを感じた」と不快感を隠さなかった。

 尾木氏は、自身が大学に身を置く立場から「とても大学の学長先生っていう感じがしない」と谷岡氏の印象を口にし「栄監督なんかにとったらあの学長怖いだろうなと。パワハラを感じましたね」とコメントした。

 さらに、会見では学生相談室を設けているにもかかわらず、相談に来なかったことへの苦言を呈していたことにも触れ「怖くて行けないわ、そんなの。弱者の気持ち分からないみたいな気がする」と話した。

 同局の三田友梨佳アナウンサー(30)は、谷岡学長が伊調を「選手なんでしょうか」と発言したことを「気になる」と疑問視した。伊調が実際に現役続行へ消極的なコメントをしていたことを挙げながら「選手としてのモチベーションが薄まっている可能性があるとしても、それを決めるのはご本人で、第三者が“選手なんですか?選手じゃないんですか?”と言うのはちょっと失礼にあたる」と指摘。

 さらに、現役を続けていく中でも一旦競技から距離を置く選手も多くいる実情を踏まえ「また戻ってきてねという環境を作り出さないっていうのは、その言葉を聞いたら伊調選手、ショックなんじゃないのかなと思う」と話し、渦中にいる伊調をおもんぱかった。

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2018年3月15日のニュース