イノッチ&有働アナ 笑顔で「あさイチ」降板を生報告 8年走り抜け「友達みたいな感覚だった」

[ 2018年2月7日 08:15 ]

NHKの有働由美子アナウンサー
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 V6の井ノ原快彦(41)とNHKの有働由美子アナウンサー(48)が7日、司会を務める同局朝の看板番組「あさイチ」(月〜金曜前8・15)に生出演。3月末で司会を降板すると6日に発表してから、初めての出演で番組卒業を生報告した。

 番組冒頭で2人は同局の解説委員・柳澤秀夫氏(64)と並んで登場。有働アナが「今日はお知らせを…」と切り出し「8年前から3人で務めてきましたが、3月いっぱいでこの3人でお伝えする『あさイチ』は終わりになります」と報告。井ノ原は「僕から言わせてもらうのは失礼な話ですが、友達みたいな感覚だった。誰か一人やめるなら皆でやめたほうがいいとずっと思っていた」と8年間を振り返り、「あさイチという番組の精神は続いてやっていくわけですから、この先も続くように皆で一緒に協力してやっていきたい」と笑顔で3月末までの番組進行へ意気込んだ。

 後任について有働アナは「まだ正式に発表されていないので」とし、井ノ原は「(一部報道は)正式じゃないの?まだ分からないんですね」と驚きの表情。柳澤氏が「NHKですから」と補足していた。

 井ノ原は6日、同局を通じた書面で「有働さんをはじめとした『あさイチ』の仲間たち、そして愛ある視聴者の皆さまに、ここまで育てていただきました。心から感謝しております」と思いを伝えた。そして「この先『あさイチ』がさらにパワーアップしていくことを願いつつ、視聴者の皆さまと共に見守っていきたい」とした。有働アナは「本当に本当に毎日支えてくださって、ありがとうございます」と感謝。「私の大好きな『あさイチ』を来年度に最高の形でバトンタッチできるよう、イノッチと共に最後まで全力で向き合っていきます」と決意を記していた。

 2人は2010年春の番組開始時から司会を担当。連続テレビ小説の感想を述べる「朝ドラ受け」など司会コンビのやりとりが好評で、同時間帯の視聴率1位を快走。15年の紅白歌合戦で井ノ原が白組司会、有働アナが総合司会を務めた。国民的な名コンビとなっていただけに井ノ原は同時の「卒業」に強くこだわったようだ。

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2018年2月7日のニュース