藤井四段 叡王戦本戦1回戦で敗れる、公式戦通算10敗目「寄せ方間違えた」

[ 2017年12月23日 23:21 ]

叡王戦本戦1回戦で深浦九段(左)に敗れ、悔しさをかみしめる藤井四段(右)
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 将棋の中学生棋士、藤井聡太四段(15)が23日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた叡王戦本戦トーナメント1回戦で深浦康市九段(45)に166手で敗戦。公式戦通算10敗目を喫した(54勝)。

 深浦はタイトル獲得3期を誇り、今期も順位戦A級に在籍するトップ棋士。藤井は今春の「AbemaTV」主催の非公式戦で対局し、この時は勝利を収めていた。この日も終盤まで優勢を保っていたが、終盤に深浦の粘りに合い逆転負け。「指しやすさを感じていたが寄せ方を間違え、秒読みでミスが続いてしまった」と悔やんだ。

 叡王戦は今期からタイトル戦に昇格した棋戦。段位別予選を突破した16人の棋士が本戦に出場。今期は決勝を7番勝負として3〜5月に実施し、その勝者が初代タイトル保持者となる。

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2017年12月23日のニュース