「陸王」松岡修造登場の第7話は14・7%!今度は「M―1」と激突も好調

[ 2017年12月4日 09:15 ]

TBSドラマ「陸王」に出演する(左から)山崎賢人、役所広司、竹内涼真
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 俳優の役所広司(61)が主演を務めるTBS日曜劇場「陸王」(日曜後9・00)の第7話が3日に放送され、平均視聴率は14・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが4日、分かった。第7話から連続ドラマのレギュラーに初挑戦のスポーツキャスター・松岡修造(50)が登場した。

 第1話(10月15日)は日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」2時間スペシャル(20・4%)、第2話(10月29日)はフジテレビ「プロ野球・日本シリーズ」(11・2%)、第4話(11月12日)はテレビ朝日の映画「シン・ゴジラ」(15・2%)、第6話(11月26日)は日本テレビ「誰も知らない明石家さんま」(13・9%)と裏の強力番組とぶつかってきた。今回の第7話もテレビ朝日「M―1グランプリ2017」(15・4%)と同時間帯の放送になった。

 その中、第1話=14・7%、第2話=14・0%、第3話=15・0%、第4話=14・5%と堅調に推移。第5話=16・8%と自己最高をマークし、第6話=16・4%、第7話=14・7%と好調をキープしている。

 昨年7月に発売された作家・池井戸潤氏の同名小説(集英社)をドラマ化。同局による池井戸氏作品のドラマ化は「半沢直樹」(2013年10月クール)「ルーズヴェルト・ゲーム」(14年4月クール)「下町ロケット」(15年10月クール)に続き、4回目。経営危機にある創業100年以上の老舗足袋業者「こはぜ屋」が会社存続を懸け、ランニングシューズ“陸王”の開発に挑む企業再生ストーリー。脚本・八津弘幸氏、チーフ演出・福澤克雄氏のゴールデンコンビが、またもタッグを組んだ。

 役所の連続ドラマ主演は02年のフジテレビ「盤嶽の一生」以来15年ぶり。TBSの連ドラ主演となると、1997年7月クール「オトナの男」以来20年ぶり。こはぜ屋の4代目社長・宮沢紘一を演じる。紘一の長男・大地に山崎賢人(23)、こはぜ屋のランニングシューズを履く「ダイワ食品」陸上部の長距離ランナー・茂木裕人に竹内涼真(24)と今をときめく若手人気俳優をキャスティング。箱根駅伝3連覇の青学大陸上競技部長距離ブロックの原晋監督(50)が走法指導と監修として参加。竹内らランナー役の出演者を鍛え上げた。

 第7話は“陸王”のアッパー素材を供給するベンチャー企業の編み物会社「タチバナラッセル」との取引が白紙となり、宮沢(役所)や大地(山崎賢人)たちに危機感が募る。新しい取引先を探そうと奮闘したが、話を聞いてもらった企業から「コストに見合わない」と断り。その中、“陸王”を作る大事な機械が故障し、修理費用が1億円もかかる危機に直面する…という展開だった。

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