根岸季衣、舞台メンフィス再演「楽しみ」 山本耕史の4度目母役に厚い信頼
舞台「メンフィス」出演者インタビュー
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女優の根岸季衣(63)がミュージカル「メンフィス」(12月2〜17日、東京・新国立劇場中劇場)に出演する。ソウルフルな音楽やダンスが称賛を浴び、2010年にトニー賞を受賞した作品で、日本公演は2015年の初演以来2年ぶりの再演。俳優の山本耕史(41)が主演と演出を担当する。根岸が演じるのは、主人公の白人ディスクジョッキー(DJ)ヒューイの母グラディス役。開幕を前にインタビューに応じ、作品の魅力について語った。
舞台は人種差別が色濃く残る1950年代の米テネシー州メンフィス。実在した白人DJ、デューイ・フィリップスの半生をモデルにしたミュージカルで、差別や偏見など様々な問題を乗り越え愛を貫こうとする白人DJと黒人歌姫を描く。山本が主人公ヒューイ・カルフーン、女優の濱田めぐみ(45)がヒロインのフェリシア・ファレルを演じる。
――根岸さんは15年の初演にも出演しました。作品についての印象を教えてください。
「私は歌うのも踊るのも大好き。再演が決まって凄く嬉しいです。演出・振付のジェフリー・ページ氏が凄く情熱的で格好いいし、パワフルなメンバーと毎日一緒にいるのが楽しくって。私自身『メンフィス』の再演を楽しみにしていました」
――役柄について、どう解釈されていますか。
「私はブルースバンドをやっているのですが、メンフィスという街は私にとっても大切な場所。黒人が圧迫されてきた中で生まれた音楽で、それも一番過激にエネルギッシュに変化しようとしていた時期の話なので、凄く共感できますし、私が演じる母親の立場や考え方も分かります。これまでの米国で、白人が経験してきたことだと思いますね。新しい世界に目覚める人物を演じるのは、物凄くやり甲斐があることだと思います」
――共感できる部分があるのですね。
「もちろん日本とは環境が違いますから、当時の米国南部であった差別に対する感覚は、実際に触れてはいないので分かりませんが、世界というものが凄く開けていった時代だったのは分かります。その時代を生きた人物を演じるのは嬉しいです」
――1950年代の米国南部の時代をどう捉えて役に臨んでいますか?
「10年ほど前に初めてメンフィスを訪れた時に衝撃を受けました。遠い昔のことだと思ってしまいますが、自分が生きていた時に起こったことなんだと。キング牧師が暗殺された場所も物凄く生々しくて…。米国はいまだに根深い問題を抱えていて、全てが解決したわけではないのだなと感じました。同時代に生きている人間として人ごとではないなと思って役に臨んでいます」
――作品のメッセージをどう伝えたいですか?
「息子であるヒューイを通じてカルチャーショックを受けたグラディスという役を演じることが一つのメッセージになると思います。人間として変化していく部分を見せたいです」
――主人公ヒューイを演じる山本耕史さんの印象を教えてください
「実はこの作品が4度目の母親役なんです!彼が小さい時に連ドラを一緒にやったのが初めてで、それから今に至りますので、彼の成長をずっと見守ってきた感じですね(笑)。耕史さんは勘がいい人。役者としての感覚で“このリズムはいいな”“ここは少し違うな”とかパッと判断できる。決断も速い。彼のセンス、勘は信頼できますね」
――今回の再演で山本さんは演出も手掛けます。
「凄く転換の速いリズミカルなミュージカル。耕史さんのテンポをよくするための演出や判断が素晴らしいです」
――子供のころから共演してきた山本さんの印象は変わりましたか?
「やはり結婚して変わったのではないでしょうか。よりたくましくなったと思います。子どもができて懐が深くなったといいますか、これまでも十分な大人でしたが、より大人になったような印象ですね。私は堀北真希さんの母親役(『ミス・パイロット』フジテレビ、13年)もやりましたので、子供同士が結婚したような変な感覚ですね(笑い)」
――ブルースバンドをやっていますが、ブラックミュージックの魅力を教えてください。
「やればやるほど、ネイティブじゃないとつかみきれない部分があり、難しいなと感じています。ブルースはアドリブがあったり、その時々で全く違ったものになるので難しい。譜面に起こせない部分があったり、その時代に生きていないと分からない隠語が入っていたりとか。その深さにたじろいでいます。フィーリングでやろうとしていましたが、地にない部分をどうやって補っていこうかと悩み、深みにはまっています」
――今作の音楽はいかがですか?
「素晴らしいですね。あの時代を切り取った、新しい時代が始まりそうなワクワクするエッセンスが詰まっています。テンポも速いですし、踊りも速いですし、構成がいいなあと思いますね」
――演じているときの難しさや、やり甲斐は?
「稽古後に歌の場面をチェックすると、技術的に“ああ、音程がフラットしているな”と思うところがたくさんあって。凄くシビアに、最後まで譜面を離さずにちゃんと音を確認しながらやらないといけないなと思います。最初は楽しく、勢いでやっていたのですが、歌というのも楽器と同じで、譜面をベースにしないといけないなと当たり前のことを感じました」
――共演者の方に対する印象は?
「ジェロさんは演歌歌手ですが、踊るとカッコイイんですよ!やっぱりセンスがいいですよね。もともと踊りもやってらしたので、格好よくて。ジェロさんの歌で“俺の妹”と歌う部分があり、今回は“She’s my sister”と歌うのですが、格好いいんです。日本語にすると演歌になる。英語にするとブラックミュージックになる。その違いが面白いんです」
――舞台を楽しみにしている方やファンにメッセージをお願いします。
「今回は舞台の転換も早く、ダイナミックな演出になっていますので、事故がないように気をつけながらしっかりと演じたいと思います。本当に音楽が素晴らしい楽しい作品です」
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