スタジオがリングのよう!中村倫也、神木隆之介、ムロツヨシの職人魂がぶつかり合う映画「君のクイズ」

[ 2026年5月15日 08:00 ]

(C)2026 映画『君のクイズ』製作委員会
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 【映画コラム・CINEMA INFINITY】君のクイズ(5月15日公開)

 中村倫也、神木隆之介、ムロツヨシ。出演陣の名前に惹かれて試写席に着いた。この3人が競演したらどんな化学反応を起こすのか、と。
 だから題名から連想できること以上の予備知識がないまま試写席に座り、原作が存在することすら知らなかった。見立てに狂いはなかった。

 賞金1000万円を懸けた生放送クイズ番組の決勝戦。坂田泰彦(ムロ)が総合演出を務めた真剣勝負の舞台で、絶対王者・三島玲央(中村)に挑むのは「世界を脳内に保存した」本庄絆(神木)。両者王手をかけた最終問題。早押しクイズを本庄は問題文を1文字も聞くことなく、正答した。なぜ、そんな神業が可能だったのか。

 作品が舞台とするのは主にテレビ局のスタジオだ。つまりADや観客ら衆人環視の下、物語は進む。そしてカメラが切り取るのは多くが2人芝居。解答者同士、もしくは司会と解答者。登場人物のバックグランド、正解へと向かう過程が描かれ、感情のぶつかり合う真剣勝負。ボクシングや大相撲、将棋。対人競技に似た醍醐味がまるで、リングのように土俵のように対局室のように活写される。

 「オールドメディア」は昨年の流行語大賞でトップテンに入った。テレビだけでなく弊紙ももちろんその一部だろうが、紙面などで扱う真剣勝負が浮き彫りにする人生は、これからも読者の支持を得られると信じる。それを今回、芸達者の3人が担う。職人魂のぶつかり合いに、1時間59分の上映時間が短かった。(筒崎 嘉一)

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