藤井四段 棋聖戦1次予選、大橋四段に黒星「指し手チグハグ」

[ 2017年11月30日 05:30 ]

棋聖戦1次予選の対局で大橋四段(左)に敗れた藤井四段
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 中学生棋士の藤井聡太四段(15)が29日、大阪市の関西将棋会館で棋聖戦1次予選の対局に臨み、大橋貴洸四段(25)に100手で敗れた。今年度の成績は41勝8敗(未放映のテレビ対局を除く)。

 2人は昨年10月に四段昇段の同期。過去の対戦は藤井の2勝0敗だが、大橋も対局前で今年度28勝8敗の好成績を誇る。戦型は横歩取りとなり、先手番の藤井が1時間の持ち時間を先に使い果たし、秒読みに突入。「秒読みから指し手がチグハグになった。そこが敗因かなと思う」と反省した。大橋は「決断よく指すことを心掛けた」と静かに振り返った。

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2017年11月30日のニュース