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「11月のライオン」の雄叫びに注目を 王将戦挑戦者21日に決定

[ 2017年11月21日 06:40 ]

 将棋のタイトル戦「第67期王将戦」(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)で久保利明王将(42)への挑戦者を決める王将戦挑戦者決定リーグ戦(王将戦リーグ)は21日、東京の将棋会館で最終一斉対局が行われる。

 挑戦者決定の行方を握るのは、4勝1敗で首位の豊島将之八段(27)と3勝2敗の深浦康市九段(45)の対局。豊島が勝てば7年ぶり2度目の挑戦者となり、深浦なら後日のプレーオフで挑戦者を決める。また深浦が勝った場合、3勝2敗の斎藤慎太郎七段(24)も勝てばプレーオフに参戦する。

 また同時に、来年の予選を免除されるための残留争いにも目が離せない。翌年も王将戦リーグ参戦が保証されるのは、7人中4位まで。5位以下の3人は、翌年は2次予選からの出場を余儀なくされる。

 最終対局を前に決まっているのは、首位の豊島と3勝3敗の糸谷哲郎八段(29=最終日対局なし)の残留、そして1勝4敗の佐藤天彦名人(29)の陥落。ともに2勝3敗の郷田真隆九段(46)と渡辺明2冠(33)、そして挑戦権を狙う深浦と斎藤にも陥落の可能性が残されている。天国か地獄か、最後まで分からないのも「将棋界でもっとも過酷なリーグ」と呼ばれるゆえんの一つだ。

 将棋を題材としてアニメ、映画化された人気漫画「3月のライオン」のタイトルは元々海外のことわざが由来だが、プロ棋士にとって命運を懸ける順位戦最終局を主に3月に戦うという意味が含まれているとされる。「11月のライオン」の雄叫びにも注目してほしい。

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