「君の名は。」ハリウッドで実写映画化!新海監督「新しい可能性」に期待

[ 2017年9月28日 09:34 ]

 昨夏に公開され大ヒットした新海誠監督(44)のアニメ映画「君の名は。」がハリウッドで実写映画化されることが28日、分かった。東宝が米パラマウント・ピクチャーズ、バッド・ロボットとともに実写化に向けて開発を進めていることを発表した。プロデューサーを務めるのは映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(2015年)などを手がけたJ・J・エイブラムス氏。

 脚本は「メッセージ」(16年)などのエリック・ハイセラー氏。劇場版アニメの川村元気プロデューサーも、プロデューサーとして開発に参加する。実写版の日本配給は東宝が担当。

 実写映画化を受けて新海監督は「『君の名は。』は、日本に暮らす僕たちのローカルな想像力、ドメスティックな技術で組み立てた映画です。そういう作品がハリウッドと交わることで、もしかしたら新しい可能性のようなものを見せてもらえるのかもしれない」とコメント。「そんな期待をしながら、完成を楽しみに待っています」と心待ちにしている。

 「君の名は。」は夢を通じて入れ替わる高校生の男女が恋をし、奇跡を起こすファンタジーアニメ。興行収入は250億円を突破し、邦画歴代2位のメガヒットとなった。

続きを表示

2017年9月28日のニュース