「コード・ブルー3」増本P「厳しい結果も覚悟」挑戦実り、好結果に「心より感謝」

[ 2017年9月19日 13:51 ]

フジテレビ「コード・ブルー3」に出演した(前列左から)比嘉愛未、新垣結衣、戸田恵梨香、浅利陽介(後列同)馬場ふみか、成田凌、椎名桔平、安藤政信、新木優子
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 俳優で歌手の山下智久(32)が主演を務めたフジテレビ“月9”「コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜THE THIRD SEASON」(月曜後9・00)が18日に30分拡大で最終回を迎え、平均視聴率は16・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日、分かった。自己最高で、有終の美を飾った。昨年以降、同局の看板ドラマ枠“月9”は苦戦続き。前作から7年が経っていることもあり、今回の好結果に、コメントを発表した同局の増本淳プロデューサーは視聴者への感謝とともに「極めて厳しい結果も十分にあり得る」と覚悟していたと、偽らざる心境を明かした。

 全10話の期間(全話)平均は14・8%。7月にスタートした全局の連続ドラマのうち、19日現在、トップに立っている。

 ドクターヘリに乗り込む「フライトドクター」たちの姿を中心に描く人気医療ドラマの第3シーズン。1stシーズン(08年7月期)、2ndシーズン(10年1月期)に続き、7年ぶりに復活。藍沢耕作(山下)ら5人の医師・看護師が10年以上のキャリアを積み、人生の新たな局面に立った。

 1stシーズンからプロデュースを担当している増本氏は「前作から7年も経っていること、取り巻く環境が大きく変化したこと、などを考えると、極めて厳しい結果も十分にあり得るなと、覚悟と緊張、それに少しの恐怖を持って準備をスタートしたことが思い出されます」と、最終回後のコメントしては異例とも言える率直な心境を明かした。

 新キャストを迎え、脚本家を変更するなど「言うなれば、今回のサードシーズンは全く新しいチャレンジでした。過去をなぞっても、忘れてもいい結果は生まない。ならば私たちはどんな物語を紡げばいいのか。そんなことをスタッフ、キャストとともに考え続けた4カ月間でした。その4カ月間のチャレンジがこうして皆さまに受け入れてもらえたことに、本当に、心より感謝します。10回にわたり、ご覧いただき、ありがとうございました」と謝辞を述べた。

 「そして、私たちの次のチャレンジが皆さまに受け入れてもらえることを祈りつつ、感謝の言葉に代えさせていただきます」とし、初の映画化(来年公開)への挑戦に向かう。

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2017年9月19日のニュース