両さん、時々帰ってくる!「こち亀」16日復活、不定期連載に

[ 2017年9月16日 07:55 ]

「週刊少年ジャンプ」第42号にセンターカラーで掲載された「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の扉絵(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社
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 昨年9月に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で40年間の連載を終えた人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が15日、今後も不定期で登場することが分かった。

 16日発売の同誌では1年ぶりの新作が掲載されるが、1話限りの復活とみられていた。扉絵ページには「ただいま!ちょっと長い休みから帰ってきたぞ!」との言葉で、明確には不定期での掲載開始には触れていないが、集英社関係者は「こち亀の週刊連載は終了したが、物語は続いている。掲載頻度は分からないが(作者の)秋本治氏は今後も描き続ける姿勢です」と話している。

 秋本氏は連載開始から40年の節目に、ほかの作品にも挑戦したいとして、昨年9月17日発売号の同誌でこち亀の連載を終えていた。その後、漫画誌4誌に4作を不定期連載するなど精力的に活動。新たに週刊連載を始めるのは難しい状況で、こち亀を加えた5作を不定期で描いていく構えだ。

 16日発売の新作は「復活!両さん 亀有に帰ってきた!の巻」の題名で22ページ。有給休暇を終えて仕事復帰した両さんが、上司の大原部長の誕生日プレゼント選びを計画し、中川や麗子ら、おなじみのメンバーを巻き込んで繰り広げるドタバタ劇。週刊連載中も何度か掲載された“定番ネタ”の一つとなっていた。

 秋本氏は同誌巻末に「この一年間は時間をかけ、作品を描いています。両さんを描くと週刊連載に戻りますね(笑)」とメッセージを寄せている。

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