「ノンストップ!」 BPO委員長談話受けコメント「非常に重く受け止め、再発防止を」

[ 2017年9月15日 11:51 ]

フジテレビ社屋
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 14日に放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会がインターネット情報に頼った番組制作について、放送局に注意を喚起する委員長談話を発表したことを受け、15日放送のフジテレビ「ノンストップ!」(月〜金曜前9・50)でコメントを放送した。

 番組レギュラーの山崎夕貴アナウンサー(30)は「BPOはフジテレビの『ノンストップ!』『ワイドナショー』の2番組でインターネット上の画像や情報を十分に確かめず、事実を異なる放送をしたことを受け、昨日、委員長談話を発表しました」と説明。委員長談話について「番組制作でインターネット情報の利用は避けられないが、制作現場の担当者はその情報が正しいかどうかを見極めるため、注意して考える習慣を身に着ける必要がある。また、締め切り時間に追われても疑問が生じた時は疑いが解消するまでは放送するべきではないと声を上げる強さを制作現場は持つべきだと指摘しました」とし、「私たちの『ノンストップ!』は今回の談話を非常に重く受け止め、その内容を番組全員で共有して再発防止に努めてまいります」と約3秒間、頭を下げた。

 同番組は、6月6日の放送で、人気氷菓「ガリガリ君」(赤城乳業)の実在しない味「ガリガリ君 火星ヤシ味」を紹介し、翌日の放送で謝罪した。同局の広報部は「ネット上の画像を勘違いして使用してしまいました」とミスの原因を説明していた。

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