戦後最年長65歳で真打ち昇進 講談師の神田紅葉さん死去

[ 2017年7月27日 05:30 ]

 戦後最年長の65歳で真打ちに昇進した講談師の神田紅葉(かんだ・もみじ、本名矢光純子=やこう・じゅんこ)さんが25日午前1時34分、胆のうがんのため東京都新宿区の病院で死去した。66歳。長野県出身。通夜は29日午後6時、葬儀・告別式は30日午前11時から東京都新宿区上落合3の34の12、落合斎場で。喪主は夫矢光善美(やこう・よしみ)氏。2001年に講談師の神田紅さんに50歳で弟子入り、06年に二つ目に昇進した。

 真打ち昇進を目前にしてがんが発覚した。昨年7月に真打ち昇進が正式に決まった後は、抗がん剤治療を受けながら稽古を続け、同9月に戦後最年長となる真打ち昇進を果たした。今月4日に埼玉県所沢市での講談会に出演したのが最後となった。

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