藤井四段、銀河戦本戦出場へ「熱戦を演じたい」 平藤七段破り34勝目

[ 2017年7月27日 11:06 ]

「銀河戦」の本戦トーナメント進出を決めた藤井聡太四段(右)
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 史上最年少棋士・藤井聡太四段(15)は27日、大阪市の関西将棋会館でさされた銀河戦の予選で平藤真吾七段(53)と対局し、勝利。本戦トーナメントへの出場を決めた。公式戦3連勝で通算成績は34勝2敗。

 午前10時に対局開始。先手は藤井で、後手の平藤は陽動振り飛車に出たが、藤井が101手で投了に追い込んだ。本戦への出場を決め「銀河戦はテレビ棋戦。多くの方に見ていただける。熱戦を演じて勝ちあがっていきたい」と意気込みを語った。

 対局相手の平藤は91年にプロ入りしたベテラン。藤井は4月の棋王戦予選で対局し、14連勝目を挙げていた。これで藤井の2戦全勝。

 銀河戦は、囲碁将棋チャンネル主催の将棋のテレビ棋戦。双方の持ち時間が少ない早指し戦で、予選の持ち時間は各25分間、本戦は各15分間。

 藤井の次戦は8月4日の王将戦・1次予選決勝。若手の強豪、菅井竜也七段(25)と初対局する。

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