藤井四段、中学最後の夏休みは“将棋漬け”「今は強くなることが最優先」

[ 2017年7月24日 16:25 ]

史上最年少棋士・藤井聡太四段
Photo By スポニチ

 史上最年少棋士・藤井聡太四段(15)は24日、大阪市の関西将棋会館でさされた棋聖戦の2回戦で阪口悟五段(38)と対局し、90手で勝利。公式戦33勝目(2敗)を挙げた。

 対局後は相手の阪口五段が「完敗でした」と振り返る圧勝。阪口五段との前回対局、6月7日の「第2回上州YAMADAチャレンジ杯」2回戦では、ミスが出て劣勢となり苦戦したが、この日は危なげなく勝ちきった。

 15歳での初勝利に藤井四段は「21日は敗れてしまったので、今日は勝つことができてほっとしている」と語った。

 また、中学最後の夏休みを迎えた藤井四段。夏休みの過ごし方について問われると「時間的に余裕ができた。強くなる機会。有効に活用したい」と意気込みを語った。

 将棋以外にしたいことは?との質問には「読みの精度や、形勢判断がまだ足りないと思うので克服したい。今は強くなることが最優先」とキッパリ。「まずはそちらに集中したいと考えています」と将棋漬けの夏を過ごす意向を明かした。

続きを表示

2017年7月24日のニュース