鈴木紗理奈、主演女優賞も謙虚な姿勢 映画祭で女優扱い「新鮮」 

[ 2017年7月19日 19:25 ]

受賞会見を行った鈴木紗理奈
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 15日(日本時間16日)にスペイン・マドリードで開催された第6回マドリード国際映画祭で最優秀外国映画主演女優賞を受賞したタレントの鈴木紗理奈(40)が19日、都内で会見を開いた。

 鈴木は映画「キセキの葉書」(監督ジャッキー・ウー、8月19日公開)の演技が評価され、同賞を受賞。演技に挑戦するのは約10年ぶりで、映画主演は芸能界デビュー26年目にして初めてのこと。鈴木は受賞トロフィーを片手に「いままでの人生で、キャリアの中で、とてもうれしくて光栄に思う」と喜びを語った。

 鈴木といえばフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」などバラエティータレントとしてのイメージが強いが、今回初めての映画祭に出席“女優”扱いを受けた。「向こうの人は私がバラエティーに出ていること知らないですし、帰国早々ブルゾンちえみさんとコントするなんて誰も知らない。女優さん扱いが新鮮だった」と照れ笑い。受賞をきっかけに国内の映画賞も獲りたいかと質問されると「これで十分」ときっぱりで「そう思うとダメになるので、等身大で今の自分で、欲張らずにありのままで頑張りたいです。器用じゃないので」と謙虚な姿勢をみせた。

 鈴木は滞在中にパスポートの入ったバッグが盗難されるという災難にも遭ったが、受賞スピーチで「パスポートもカードもなくなったけど、トロフィーをゲットした」と機転をきかせて話すと会場は爆笑に。鈴木は「沸いたので盗まれてよかった。ラッキー」と前向きで、犯人に対して「あんたらは私のパスポート盗ったけど私はトロフィー獲ったよ。現金だけ抜いてパスポートだけ返して。キャッチアンドリリースで、そういう技術を身に着けてほしい」と訴え、笑いに転換していた。

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2017年7月19日のニュース