故山本文郎さんの妻「最後まで相手を守り抜いた」 独身貫く思いとは…

[ 2017年6月26日 15:00 ]

故山本文郎さんの墓前で手を合わせる妻・由美子さん(C)TBS
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 肺胞出血のため2014年に亡くなった元TBSアナウンサー山本文郎さん(享年79)の妻、由美子さん(51)が26日放送のTBS「結婚したら人生劇変!○○の妻たち」(月曜後7・00)に出演。最愛の夫の死から3年、周囲からは再婚を勧められるも、独身を貫く思いを語り、同じく「再婚」という選択をしなかった女優の中村玉緒(77)ら“人生のセンパイ”に教えを請うた。

 「文さん」の相性で親しまれた山本さんと由美子さんは、もともと再婚同士。由美子さんの最初の結婚式で司会を務めたのが、山本さんだった。その後、由美子さんは40歳で離婚。司会をしてもらった山本さんに離婚の報告をするため、再会したことがきっかけで交際に発展した。2人は2008年に「31歳差婚」。あまりにも離れた年の差が話題となり、テレビにも度々出演。おしどり夫婦として知られていた。

 しかし、結婚生活7年目に愛する夫が帰らぬ人に。死因は肺胞出血。「あたりまえのようにそばにいた人が急にいなくなった」。突然の別れだった。

 7年間の幸せな日々を「一般的には少ない年の差婚でしたが、お互い心の底から愛し合い、最後まで相手を守り抜きました」と懐古。周囲からは、再婚を勧められることも多いというが「山本由美子で生きていくのが幸せだと思ってますし、最後まで山本文郎の妻で死んでいきたいなと思っているので」とその意思は固い。

 夫の死から3年。由美子さんはどのような暮らしをしているのか。千葉県内の自宅を訪ねると、リビングにはさまざまな思い出の品が。山本さんが大好きだったゴルフの賞状に、生前、広告で使用された等身大パネル、番組に出演したときに作られた銅像まで…。これらはすべて山本さんが亡くなった後に、由美子さんが知り合いに頼んで集めたもの。「家の中にいる時は上から前から横から全部見守っていてもらいたい」。由美子さんの心の中には愛する夫が生き続けている。

 そんな由美子さんはある質問を中村ら“人生のセンパイ”にぶつける。「再婚をせず、愛する人を思い続ける私の選択を、どう思いますか?」。夫・勝新太郎さん(享年65)亡き後も再婚しなかった中村は由美子さんの選択に共感。一方、01年に女優のあめくみちこ(53)と再婚した佐藤B作は、先妻との壮絶な別れを語る。そして、自身も最愛の妻を亡くし、山本さんとは日本テレビ「おもいッきりテレビ」で長年共演するなど、公私共に交流があったMC・みのもんた(72)は――。由美子さんへどんな言葉を送るのか注目される。

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2017年6月26日のニュース