坂上忍 武井壮の兄の死になぞらえ「自力じゃ手に入らない覚悟もらった」

[ 2017年6月26日 13:11 ]

坂上忍
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 俳優の坂上忍(50)が26日放送のフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)に生出演。22日に亡くなったフリーアナウンサーの小林麻央さん(享年34)の夫で歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)が会見を行ったことに言及した。

 23日の海老蔵の会見を受け、坂上は「会見しなきゃいけないんだ…しょうがないんですかね…」とポロリ。海老蔵が当時、自主公演の昼、夜の公演の合間に会見を行ったことにも触れ、ダガルカナル・タカ(60)は「本来はあのタイミングでしなくてもいいと思うが、みんなの声を聞きたい、知りたいという気持ちもあってしたのだと思う。なんでこんな凄いことできるのかな。凄い精神状態。普通できない」と感心。坂上も「凄いですね」と続けた。

 麻央さんのこれまでの軌跡や発言、ブログを振り返り、坂上は「お亡くなりになったからって薄っぺらいコメントをするのはいかがなものかと思うけど」としながらも「本当にすごい人ですよね」としみじみ。「(亡くなったことには)どうにもこうにも実感が持てない」と本音ものぞかせた。

 さらに「大人になってから身近な人の死って、武井壮君のお兄ちゃん。僕の付き人だった」と口を開いた坂上。自身の付き人をしていたタレントの武井壮(44)の兄が若くして亡くなった時のことを振り返り、「身近な人が亡くなることはショックも大きいし、後悔も大きい。棺の中にいる壮くんのお兄ちゃんは動かないし、後悔しかない」と当時の喪失感を明かしつつ「身近にいたこの子が亡くなったことにより、自力じゃ手に入れられないような、覚悟をもらえちゃっているかも、自分がちょっと成長しちゃうというか、そんな怖さを感じたことがあった」と話した。「死の受け入れ方は人それぞれだと思うけど、僕はこれからの海老蔵さんのお芝居は見てみたい。息子さんの成長を見てみたいという僕がいる」と続け、残された海老蔵や長男の勸玄(かんげん)くんにエールを送った。

 坂上は麻央さんの訃報が伝えられた23日、同番組の生放送中に「悲しいニュース」と涙を見せていた。

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2017年6月26日のニュース