文枝 藤井四段を称賛、自身はアマ初段「落語界にも若手出てきて」

[ 2017年5月19日 09:30 ]

大阪国際がんセンターで開かれた「わろてまえ劇場」で高座に上がった桂文枝「わろてまえ劇場」に出演した(左から)桂三風、桂文枝、桂三語
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 上方落語協会会長の桂文枝(73)が18日、大阪市内で行った公演でプロ棋士の藤井聡太四段を称賛した。

 最年少棋士でこの日、デビュー18連勝を達成した藤井について「ホントに凄い。将棋界にも明るい話題が出てきた。王将になってほしい」と力説。一方で「うらやましい。落語界にも藤井四段みたいな若手が出てきてほしい」と若手落語家の奮起も促した。

 自身も将棋が好きで、アマチュア初段の腕前。さらに「藤井君と対談できればいいかな」と共演を熱望していた。

 この日、開催したのは「大阪国際がんセンターわろてまえ劇場」第1回公演。弟子の桂三風(55)桂三語(31)ともに40人のがん患者、病院関係者らの前で落語を披露した。

 公演には関西に拠点を構える松竹芸能、米朝事務所、吉本興業が協力。最終回の8月24日までに計8回開催される。

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2017年5月19日のニュース