澤穂希さん　第一子出産後初の公の場「育児楽しい」

映画「３月のライオン」トークショー付き前編・後編イッキ見上映会に出席した神木隆之介（左）と澤穂希
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　元サッカー女子日本代表の澤穂希さん（３８）が１日、都内で行われた映画「３月のライオン」トークショー付き前編・後編イッキ見上映会にスペシャルゲストとして登場。今年１月９日に第一子女児を出産して以来、初の公の場ということで「緊張しています」と笑顔を見せた。

　初めての育児の苦労を聞かれると「まだ苦労って苦労をしてなくて、育児楽しい。あまり泣かないですし、育てやすいっていうかよく寝てくれるいい子。大変なことはない。これからあるかなとは思うんですが」と母の顔を見せていた。

　イベントでは高校生のプロ棋士を演じる主役の神木隆之介（２３）らと同映画のテーマ「人生を闘うものたち」にちなみトーク。今までに人生をかけたことを聞かれると「２０１１年ドイツのＷ杯は最後だと思っていたので、すべてをかけた。決勝は人生をかけた試合でした」と回顧。世界の第一線で戦い続けた澤さんから、神木たちへ戦い続けるコツを聞かれると「逆に教えていただきたいくらい。サッカーが人生のすべてってくらい大好きなものだった。ただ好きって思いそれだけだったので、みなさんにこれからの人生いろいろ教えていただきたい」と話し、神木たちを恐縮させていた。

　同映画を見た感想を聞かれると「（自分と）重ねて拝見させていただきました。私も幼少の時からサッカー１つでやってきて、家庭の問題、苦労したことに共感できて楽しく見させていただきました」と語ると神木は「うれしいです。がんばってよかった」と喜んでいた。