ズートピア著作権巡り提訴 米プロデューサー

[ 2017年3月22日 12:04 ]

 米アカデミー賞などを受賞したディズニーの人気アニメ映画「ズートピア」について、自らが提示した作品の基本的なアイデアなどを不正に使用され、著作権を侵害されたとして、米プロデューサーの会社が21日、映画の上映停止や損害賠償を求めてロサンゼルス連邦地裁に提訴した。

 このプロデューサーは、映画「マイノリティ・リポート」や「トータル・リコール」を手掛けたゲイリー・ゴールドマン氏。

 訴状によると、ゴールドマン氏は2000年と09年に「ズートピア」というタイトルや登場人物のイラストも含め、映画の概要をウォルト・ディズニー社などに売り込んだ。ディズニー側は、ゴールドマン氏のアイデアに基づく権利を「入手しない」と通知したが、その後、内容が酷似した映画が製作された。

 ディズニー側は提訴が「明らかに虚偽の主張に満ちている」として法廷で全面的に争うとした。

続きを表示

2017年3月22日のニュース