「左江内氏」最終回は10・5% 最後の“土9”2桁締め

[ 2017年3月21日 09:15 ]

 俳優の堤真一(52)が主演を務めた日本テレビ「スーパーサラリーマン左江内氏」(土曜後9・00)の最終回(第10話)が18日に放送され、平均視聴率は10・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが21日、分かった。1988年から29年間続く土曜午後9時のドラマ枠は4月からは土曜午後10時に移動。最後の「土9」となった。

 第1話=12・9%と上々発進。第2話=9・6%、第3話=9・2%、第4話=8・9%、第5話=9・4%、第6話=10・2%、第7話=7・9%、第8話=6・3%、第9話=10・5%、第10話=10・5%と推移した。

 原作は藤子・F・不二雄氏が1977〜78年に連載した漫画「中年スーパーマン左江内氏」。テレビ東京「勇者ヨシヒコ」シリーズなどで知られるコメディーの鬼才・福田雄一氏(48)が脚本・演出を務め、深夜ドラマのテイストで描き切った。

 小心者の中間管理職サラリーマン・左江内(堤)が、謎の男からスーパーマンのスーツを無理やり譲られ事件解決に奮闘。三代目 J Soul Brothersの「HAPPY」に合わせた高難易度のエンディングダンスも話題を呼んだ。

 最終回は、左江内(堤)はこれ以上ヒーローを続けるのは荷が重いと老人(笹野高史)と告白。スーパースーツを返却する。いつもの日常が戻ったと出社すると、自分の席に見知らぬ男が座っている。それは、さまざまな職業で左江内の前に現れていた謎の男・米倉(佐藤二朗)だった…という展開だった。

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2017年3月21日のニュース