落語の「芝浜」がオペラに!テノール歌手の川村敬一が企画

[ 2017年3月15日 09:43 ]

落語の「芝浜」をオペラにしたテノール歌手の川村敬一
Photo By 提供写真

 落語の「芝浜」がオペラになり、4月2日に東京・ヤマハエレクトーンシティ渋谷で上演される。魚屋の勝五郎と女房の夫婦愛を描いた名作で、テノール歌手の川村敬一(71)が企画。川村は東京芸大を卒業して二期会などで活躍し、94年に東京シティオペラ協会を起こしてエレクトーンを使った舞台を開発。「トスカ」などを上演してきた。

 「ほのぼのとした“芝浜”に期待してほしい。敷居の高いものじゃないことをアピールしたい」と川村は強調。赤塚博美さんのエレクトーン演奏(嵐野英彦作曲)に乗せ川村とソプラノ歌手の前原加奈が歌い上げる。

 「落語っ!オペラっ!どっちもっ!!」と題した競演会。先に落語を披露する柳家さん喬(68)も「魚屋の勝五郎がてんびん担いでオペラを歌うんでしょうか?想像するだけでわくわくします」と楽しみにしている。

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2017年3月15日のニュース