受験生必見!?ご利益ありそうな“落ちない”コアラ&ゾウのお守り

[ 2017年2月6日 10:30 ]

 大学入試センター試験が1月14、15日、各地で実施された。西日本を中心に雪で交通が乱れるなどし、愛知や広島など6府県の15会場で試験開始を1時間繰り下げ、約1万人に影響。雪による開始時間の繰り下げ対応は、過去十年間で最多だったという。

 大学に限らず、中学や高校など、受験シーズンはいよいよ本番。選択問題では“運”も必要と、高校を受験する親類のために、御利益がありそうなお守りを探してみた。

 名古屋市の東山植物園では、木の上で寝ていても“落ちない”コアラにあやかった合格祈願の「しおり」を配布。同園によると、コアラは木の上で1日中、寝ていても“落ちない”といい、そのコアラのふんを練り込んでしおりをつくっている。ウン(運)がつく合格祈願のお守りとして、毎年受験生などに無料配布しているという。

 また、兵庫県姫路市の市立動物園にも、同じく“ウン”を使ったお守りがあった。飼育しているアジアゾウ「姫子」のふんから取り出した植物繊維を練り込み、「合格」にちなんで五角形の厚紙状にした「合格お守り」だ。同園のサポーターになっている人や新加入(年会費1口1000円)した人らに渡している。

 同園によると、初代の姫子は1992年3月、ゾウ舎の周りにある堀に落ち、引き上げるのに半日もかかってしまった。しかし、94年に来園した2代目姫子は一度も堀に落ちておらず「落ちない伝説」があるという。

 愛知県在住の知人に頼んで手に入れた東山動物園のコアラのお守りを親類の受験生に渡すと、「(選択問題で)迷ったら、コアラを思い出して回答を決める」と言っていた。ウン頼みのものを渡したが、しっかりと勉強して迷いなく正解を選択してくれることを願うばかりだ。

続きを表示

2017年2月6日のニュース