宮脇咲良 運動音痴だけど主演ドラマでプロレス挑戦 女優の夢へ体当たり

[ 2017年2月5日 10:53 ]

オカダ・カズチカの「レインメーカーポーズ」を決める宮脇咲良
Photo By スポニチ

 HKT48の宮脇咲良(18)が主演するテレビ朝日のドラマ「豆腐プロレス」(土曜深夜0・35)で、プロレスラーを志す女子高生役に挑んでいる。咲良と言えばAKB48グループ屈指の運動音痴。既にSKE48の松井珠理奈(19)らの試合のシーンが放送されているが、弱々しい咲良も本当に戦えるのか!?都内の撮影現場で本人を直撃した。

 ――本当にプロレスやるんですか!?

 「やります、たぶん…(笑い)。まだ試合の台本は来てないんですけど、やると思いますし、最後の方ではバキバキに技とかもやってるんじゃないかと思います」

 ――運動音痴なのでプロレスは無理では?

 「そう、そう、そうなんです。私もそう思います(笑い)。だけど、無理だと思われているからこそ、可能性とか成長を皆さんに感じてもらえると思うので、どうにか頑張って大技を決めたいです」

 ││これまでに覚えた技は?

 「コーナーポストの上から跳ぶやつ…。珠理奈さんの“フライングジュリナ”(新日本プロレスの棚橋弘至の得意技“ハイフライフロー”のような技)を試合で見て憧れて、一回やってみるというシーンがあるんです。“ジャンピングサクラ”をやります!」

 ――コーナーポストの上に立てました?

 「いや、ほぼ立たずに落ちる、みたいな感じでした(苦笑い)。ふだん、そんな高いところに立たないので怖かったけれど、楽しかったです」

 ――ほかに知っている技は?

 「えっと、バックドロップとか…。やりたいのは、リングの外の相手に向かって跳んでいく技ですね。1月4日に東京ドームで新日本プロレスさんの試合を見て、それが一番かっこいいなと思ったので、いつかはやってみたいです」

 ――いずれ珠理奈さんと対戦する?

 「いや〜、そうですよね。でも、怖いという気持ちはないです。試合は早くしたいという感じです。別にけんかをするわけじゃないので、どう演じようかという部分で楽しみです」

 ――フライングジュリナを食らう自信は?

 「あ、それはないです。それは無理。自分がやるのはいいんですけど、受けるのは嫌ですね(笑い)」

 ――珠理奈さんに決めたい技は?

 「回すやつ…。何でしたっけ?」

 ││ジャイアントスイング!?

 「あ、それ!やりたいです。楽しそう」

 ――ドラマ「マジすか学園4」(15年)「キャバすか学園」(16年)など主演が続いています。

 「女優になりたくてHKTに入ったのでうれしいです」

 ――女優として進歩していると思うことは?

 「(豆腐プロレスで共演する)渡辺いっけいさんに“目力があっていいね”と褒めていただいたりとか…」

 ――なぜ、目力がついたのでしょう?

 「昔から“目で演技しろ”と言われていたんです。ドラマは舞台と違って見ている人に近いので声や動きで演技するとオーバーアクションに映ってしまうこともある。だから、目で演技しろ、と。それを実践してきたからかなと思います」

 ――女優の仕事が普段のアイドル活動に生きることは?

 「自信はついてきたかなと思います。AKBの“若手”“次世代”と言われる中で、これだけ主演をさせていただけているので。主演は自分がぶれたらドラマ自体がぶれてしまうので、無理をしてでも自信をつけるようになりました」

 ――3年ほど前に咲良さんをインタビューした時に「AKBを背負う人になりたい」と話していましたが、本当にそうなりつつありますね?

 「あの頃、“こうなったらいいな”と思った状況に今あるので、凄くうれしいです」

 ――このドラマでは咲良さんのどんなところを見てほしい?

 「今日も演技していて感情をうまく表現できずに泣いたりもしたんですけど、結構もがきながらやっています。その一生懸命さが少しでも、見ていただく方の感動につながればと思います」

 ――将来、「女優・宮脇咲良」を取材する日が来るのを楽しみにしています。

 「少しずつ頑張ります(笑い)」

 ◆宮脇 咲良(みやわき・さくら)1998年(平10)3月19日生まれの18歳。鹿児島県出身。2011年7月、HKT48の1期生オーディションに合格。14年11月発売のAKB48のシングル「希望的リフレイン」で渡辺麻友とダブルセンター、昨年3月発売のAKB48のシングル「君はメロディー」で単独センターを務めた。昨年6月の総選挙では自己最高の6位に。

続きを表示

この記事のフォト

2017年2月5日のニュース