「これが東北魂だ」第6弾 サンドが宮城&熊本の“名物駅弁”復活に奔走

[ 2017年1月28日 20:02 ]

お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達(左)と富澤が駅弁をほおばる
Photo By 提供写真

 宮城県出身のお笑いコンビ「サンドウィッチマン」と熊本県出身の八代亜紀(66)が、29日に放送されるTBS「これが東北魂だ 九州魂だ 駅弁で日本がつながる!」(日曜後4・00、TBC東北放送制作)に出演、東日本大震災、熊本地震でそれぞれ被災した地元の「名物駅弁」の復活劇を追う。大の鉄道ファンとして知られる女優・松井玲奈(25)も最旬のご当地駅弁を紹介し、花を添える。

 「これが東北魂だ」と題し、被災地・東北の復興を応援してきたシリーズ第6弾。今回は「九州魂だ」のタイトルも冠し、震災の影響で販売中止を余儀なくされている宮城県気仙沼の「ハモニカ飯」と、熊本県の南阿蘇鉄道「南鉄とり飯」が復活に向けて進む姿に密着。 震災から立ち上がる地元住民の力強さや全国の人々との絆、そして駅弁文化の「奥深さ」と「おいしさ」に迫る。

 メカジキの背びれの付け根部分を使った「ハモニカ飯」。気仙沼駅で売られていたが、震災から6年たった今も再販のめどは立っていない。そこでサンドウィッチマンの伊達みきお(42)と富澤たけし(42)が、ひと肌脱ぐことに。復活へ向け動き出したハモニカ飯が、神戸など被災地同士の人と人をつなぎ、新たなストーリーをつむぎだす。

 2人は昨年の震災で被害を受けた熊本・南阿蘇鉄道にも。そこでは地元を代表する名物駅弁「南鉄とり飯」が存続の危機に追い込まれていた。現地販売ができないなら、この冬、東京で行われる駅弁大会で何とか復活させられないものか…。八代も登場し、ふるさとの味復活のために力を添える。「南鉄とり飯」はよみがえったのか。八代がその結末を追う――。

 伊達は「東北も熊本も駅弁はもちろん、おいしいものがたくさんあるので、この番組をきっかけに出かけてほしい」とコメント。富澤も「熊本の現状をぜひこの番組で見ていただいて、わかってもらえたら」と期待を込め、八代は「時間も手間もかけてできる弁当には真心が詰まっていると思う。 そういう駅弁に夢を感じるんです」と駅弁愛をあふれさせた。

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2017年1月28日のニュース