桂南光、綾野剛に“結婚指南”「魔が差さないとできない」…思わず感心

大阪市内で舞台あいさつした綾野剛（左）と、祝福に駆けつけた桂南光
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　落語家の桂南光（６５）が２８日、大阪市内での映画「新宿スワン２」（監督園子温）ヒット御礼舞台あいさつにサプライズ出演し、主演・綾野剛（３５）に“結婚指南”を行った。

　綾野のファンで、番組共演経験もある南光。２日前に誕生日を迎えた綾野を祝おうと好物の「いちごタルト」を手に楽屋を訪ねたところ、急きょステージへの“参戦”を誘われた。「温かいまなざしで見続けてくれる人」と綾野に紹介され、「映画には出てません」と照れながら登場した。

　「ぼちぼち結婚を考えてるの？」と、妙齢のイケメン俳優にいきなり切り込んだ。「３０代後半でできたらいいんですけどね〜」と素直に応じる綾野に、結婚生活３６年の先輩として「結婚は魔が差さないとできない。綾野さんは冷静やから、いろんなこと考えるでしょ？そんな人は結婚しにくいと思う」と指摘。「名言出ましたよ。これ、深いな〜」と感心させた。

　さらに、「大阪の女性ファンは“結婚せんといて”って思ってますよね？」と呼びかけ、客席からは同意の拍手。「それらしい話があったら私に言うて。お相手をチェックしてあげる」とお節介ぶりを発揮し、「はい、必ず伝えます」と従順な綾野に満足げだった。

　シリーズ第２弾の今作を前作より面白いと絶賛し、第３作製作にも期待した。「原作にはないけど、大阪を舞台にした話を作りましょうよ」と提案し、「“えびす顔の悪魔”と呼ばれている笑福亭鶴瓶さんを悪役に呼び、大阪の撮影地もあちこち押さえますから」と、自らプロデュースせんばかりの勢いで次作の招致活動を展開。「ほんとに嬉しいです。大阪で撮影したいな〜！」と、主役をその気にさせていた。