「べっぴんさん」第5週平均視聴率は20・3% 3週連続大台超え

[ 2016年11月7日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロインを務める芳根京子

 女優の芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(月~土曜前8・00)の第5週の平均視聴率は20・3%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが7日、分かった。

 週平均は第1週=20・0%、第2週=19・8%、第3週=20・3%、第4週=20・1%と推移。第2週の大台割れから3週連続の大台突破と好調をキープしている。

 各日の番組平均は10月31日=20・1%、11月1日=20・9%、2日=20・1%、3日=20・6%、4日=19・8%、5日=20・0%。

 昭和時代の神戸、大阪を舞台に、ヒロイン・坂東すみれ(芳根)が戦後の焼け跡の中、娘や女性のため、子ども服作りにまい進する姿を描く。モデルはアパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人、坂野惇子。

 朝ドラ通算95作目。脚本はフジテレビ「ファースト・クラス」などで知られる渡辺千穂氏(44)。演出は梛川善郎、新田真三、安達もじりの3氏。主題歌「ヒカリノアトリエ」はMr.Childrenが書き下ろした。来年4月1日まで全151回。

 第5週は「お父さまの背中」。すみれ(芳根京子)は、仲間の明美(谷村美月)、良子(百田夏菜子)らと協力して、子供服の店「ベビーショップあさや」をオープンする。新しい仕事も舞い込むが、良子の接客の態度を明美が注意したことをきっかけに、4人の関係がぎくしゃく。そんな中、良子の夫・勝二(田中要次)が戦地から帰還。良子は「夫を支えたい」と言って店を辞めてしまう…。一方、大阪・梅田の闇市で生活するすみれの姉・ゆり(蓮佛美沙子)は、夫の潔(高良健吾)が闇市の元締め・根本(団時朗)の一派のやり方に反発しないことに不満を募らせていた。ゆりは、父の五十八(生瀬勝久)に自分で直接意見を伝えるよう促され、根本と対じするが鼻であしらわれてしまう。傷ついたゆりの姿を見た五十八は、父の背中をみせるため自ら立ち上がる…という展開だった。

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2016年11月7日のニュース