元シンクロ・メダリストが明かす、井村コーチ“神の目”エピソード

[ 2016年11月3日 22:37 ]

美脚大賞(スポーツ部門)を受賞したシンクロの武田美保さん(2007年撮影)

 元シンクロ日本代表で五輪メダリストの武田美保さん(40)が先月28日に出演した、関西テレビ「快傑えみちゃんねる」(金曜後7・00)で現役時代のエピソードから引退後の結婚について語った。

 2000年シドニー五輪で銀メダル、翌年の世界水泳で日本初のシンクロ金メダルに輝くなど、通算5個のメダルを獲得している武田さん。「幼いころからずっと見ていただいてた」という井村雅代コーチ(66)は、「私の組んできたオリンピックまでの道のりは、勝てるプログラムになっているから、私についてきたらいいだけ」と断言していたという。また「シンクロ選手として、性別を飛び越えて、機能的な体を獲得しなさい」といわれており「足は細く、鉛筆の芯をとがらせたように。腰のくびれはダメ。“良いずんどうになったね”が褒め言葉だったんです」と当時を振り返る。

 現役時代は、両手を脇に付けて立つ“気を付け”のポーズもできないほど筋肉をつけていたという武田さん。井村コーチは、大会に向けて選手たちの“仕上がり”を厳しくチェックしていたといい、「おそろしいのは、後姿を見ただけで、“彼氏できた?”って。ビックリしました」。恋愛禁止といわれていたわけではないが、少しでも練習がおろそかになったりすると「両立できてると思ったら違うよ!」と指導を受けたこともあったという。

 引退後は、元シンクロ選手の先輩から紹介されたという経済産業省の官僚と結婚。現在は三重県知事となった夫を支えている。

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2016年11月3日のニュース