織田裕二 「踊る」以来4年ぶり主演映画に自信「自分出し切った」

[ 2016年10月3日 20:00 ]

映画「ボクの妻と結婚してください。」の完成披露に出席した織田裕二と吉田羊

 俳優の織田裕二(48)が3日、主演映画「ボクの妻と結婚してください。」(監督三宅喜重、11月5日公開)の都内で行われた完成披露試写会で舞台あいさつに立った。

「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」以来、4年ぶりの映画主演。「前作を超えるモチベーションで臨むにはなかなかハードルが高かったけれど、ようやく巡り合えた。恋焦がれていたのはこれなんです」と自信の笑みを浮かべた。

がんで余命数カ月と宣告された放送作家が、妻の再婚相手を捜そうと奔走する感動作。「タイトルを聞いてなんじゃそりゃ、ふざけているのかと思ったけれど、読んでいくうちに感じ入るところがあった。僕は昭和の男なので泣くのはイヤだけれど、不覚なところはあった。それだけ自分を出し切った証。これは泣いていい映画です」と訴えた。

妻を演じた吉田羊(年齢非公表)も、「脚本に、泣くと書かれていないのに、私も織田さんもダーダー泣きながら芝居をしていた。さっきもスタンバイしている時に流れた予告の“一緒に生きてよ”という私のセリフに嗚咽(おえつ)しそうになった」と証言。そして、「期待を裏切りません。皆さん、ハンカチとバスタオルの用意はいいですか」と観客をあおっていた。

 舞台あいさつにはほかに原田泰造(46)、込江海翔(13)、森カンナ(28)、佐藤ありさ(28)が登壇した。

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