高知東生被告、遠い“数十センチ” 五十川被告が会釈も…

[ 2016年9月11日 14:00 ]

裁判を終え東京地方裁判所を出る高知東生被告

 朝晩、少しだけしのぎやすくなってきましたが、芸能界はまだまだ“ア~チチ”状態です。何よりも驚いたのがSMAPの解散発表。高知東生被告(51)は初公判に愛人とともに出廷しました。おめでたい話では、華原朋美(42)に春が来そうな予感が。覆面メンバーがニュースの裏側に迫ります。

 本紙デスク 高知東生被告の初公判は注目度が高かった。傍聴券を求めて1198人が列をつくったからね。倍率は67倍だった。うちも何とか1枚を獲得してホッとしたよ。

 ワイドデスク 元妻の女優、高島礼子(52)が出廷しなかったけど、SMAP解散や高畑裕太の事件が一段落したこともあり、消去法的に注目が集まった感じだな。

 リポーター 厚生労働省の麻薬取締部が同時に逮捕した高知被告とクラブホステスの五十川敦子被告(34)が一緒に出廷したのには驚いた。

 本紙デスク こういうケースの裁判もあるけど、芸能人絡みでは珍しい。しかも2人は不倫関係だったわけだから。

 週刊誌記者 五十川被告は歯科医の父親が運転する車で、横浜の実家から地裁に来た。ギャル風のバッチリメーク。アイラインも上下しっかり引いてあったのが印象的だった。

 ワイドデスク 法廷内の2人はどんな感じだったの?

 本紙デスク 弁護士の前の席に並んで座っていた。その距離は数十センチだった。五十川被告は高知被告の方を向いて軽く会釈したが、高知被告は無視したというわけではないが、そういうしぐさは見せなかった。

 週刊誌記者 2人とも、薬を使用した“シャブセックス”の様子は明かさなかった。五十川被告は高知被告の連絡先が入った携帯電話を解約したと話した。情状証人に立った父親も、家族で更生をサポートするとはっきり言ったし、関係は切れたんじゃないかな。

 リポーター 高知被告が10代で大麻を始め、薬物歴30年だったというのも衝撃だったが、五十川被告がインターネット上で覚醒罪の密売人を見つけ、買っていたという話も驚いた。

 本紙デスク ネットでの違法薬物の取引は最近急増しているらしいんだ。警察庁によると、掲示板などを利用したクスリ関係のネット広告は、2年前と比較すると10倍以上の案件が報告されているというよ。

 週刊誌記者 ネットでアクセスすると、素人だとどうしても履歴が残る。だから五十川被告も捜査員にマークされたんだろうね。

 リポーター 15日には判決公判がある。麻薬取締部は五十川被告の購入ルートなどもしっかり調べているだろうから、これから先、あっと驚く大物が出てこないとも限らない。

 本紙デスク 今年中にまた、芸能人の薬物裁判なんてことにならなければいいが、覚悟だけはしておこう。

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2016年9月11日のニュース