“実績”十分「金メダルのまち」共和町と「金メダル神社」

[ 2016年9月3日 10:50 ]

愛知県大府市の「金メダル神社」と呼ばれる八ツ屋神明社

 リオデジャネイロ五輪の女子レスリング競技に出場した選手たちの地元取材している中で、愛知県大府市の北部に「金メダルのまち」があるのを知った。

 共和町は2011年、共和商業協同組合が中心となって「金メダルのまち共和」を宣言。同町には、92年バルセロナ五輪柔道の金メダリスト吉田秀彦(46)を育てた大石道場があり、隣町の横根町にある至学館大には、当時、五輪連覇中だった女子レスリングの吉田沙保里(33)が在籍。同組合の中村直也理事長(62)は「地域活性化のために、特色を出したいと検討し、思いついた」という。

 なんとも“ストレート”なネーミングだが、リオ五輪で、この町が、その名の通りの“実績”を見せつけたから驚きだ。至学館大出身、在学の女子レスリング登坂絵莉(22)、伊調馨(32)、吉田沙保里、川井梨紗子(21)、土性沙羅(21)の5人と、大石道場門下生の女子柔道の近藤亜美(21)で、金4、銀1、銅1の計6個のメダルを獲得したのだ。

 JR共和駅前に設置された看板には、各選手の横に獲得したメダルの色を表したシールを貼り付け、駅前商店街では、特別特別メニューも登場。「うどんの大島屋」では「華麗に勝つ」をイメージし、カレーうどんに豚カツをのせ、星形のチーズを添えた「リオカツカレーうどん」(1300円)などを提供している。

 1度行ってみたいと思わせる神社もある。「金メダル神社」と呼ばれる八ツ屋神明社だ。JR共和駅から西へ約250メートルにある一見、普通の神社。今年1月に登坂、土性らがリオ五輪での必勝を祈願し、境内には「リオ金」(登坂)、「オリンピックで優勝する」(川井)、「リオオリンピックで金メダル!!」(土性)と力強くしたためられた絵馬が奉納されている。

 金メダルラッシュに、遠方からの参拝客が後を絶たず、神社を管理する氏子総代代表の坂野好計(ばんの・よしかず)さん(68)は「今回の五輪で、金メダル神社という呼び名がさらに広まった」と驚きを隠せない。これだけの実績を見せつけられたら、御利益を求めていくしかない?!(記者コラム)

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