五十川敦子被告が保釈 深々と一礼も無言貫く 終始硬い表情

[ 2016年8月2日 16:35 ]

保釈され、湾岸署を出る五十川敦子被告

 元俳優の高知東生被告(51)とともに覚せい剤取締法違反(使用)などの罪に問われた知人のクラブホステス・五十川敦子被告(33)が2日、逮捕から39日ぶりに勾留先の警視庁東京湾岸署から保釈された。

 午後4時半すぎ、同署の正面玄関に姿を現すと、報道陣に向かって一礼。約2秒ほど深々と頭を下げた。言葉は発さなかった。口を真一文字に結び、終始硬い表情で足早に用意された車に歩きながら、結っていた髪をほどき、黒い帽子をかぶって表情を隠した。「高知被告のことを愛していますか?」「一言お願いします」などの報道陣の質問には無言を貫き、車に乗り込んだ。

 白黒ボーダーのカットソーに白いカーディガンをはおり、黒のスキニーパンツ、白のハイヒール。元レースクイーンの派手さはなく、黒縁メガネをかけ、化粧は薄かった。

 この日、東京地裁が保釈を認める決定をした。保釈保証金は200万円。

 高知被告は7月29日、勾留先の警視庁東京湾岸署から保釈された。保釈保証金は500万円で、即日納付。午後8時7分、同署の正面玄関に6月24日の逮捕から35日ぶりに姿を現し、黒いスーツにネクタイ姿で、50人以上集まった取材陣に歩み寄ると「このたびは多くの人に迷惑を掛けて誠に申し訳ありませんでした」と謝罪。15秒ほど深々と頭を下げ、目には涙を浮かべた。

 女優の高島礼子(52)は1日、夫の高知被告との離婚を発表した。

 2人の初公判は今月31日に東京地裁で行われる。

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