「真田丸」第29話は17・5% 春が信繁の正室に 秀吉を襲う老い

[ 2016年7月25日 10:12 ]

NHK大河ドラマ「真田丸」で主演を務める堺雅人

 俳優の堺雅人(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)の第29話が24日に放送され、平均視聴率は17・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが25日、分かった。

 大坂編がスタートした第14話は17・1%。第15話は第5話の19・0%以来10週ぶりの18%超えとなる18・3%を記録。第16話16・9%、第17話17・0%、第18話19・1%、第19話17・0%、第20話18・7%、第21話16・8%、第22話16・6%、第23話18・9、第24話17・6%、第25話18・3%、第26話16・4%と推移。「参院選開票速報」のため50分繰り上げて放送された第27話が15・1、第27話は17・0%で、今回も好数字をマークした。

 初回19・9%と好発進。第2話は20・1%で、NHK大河ドラマの20%超えは2013年「八重の桜」の初回21・4%以来3年ぶり。

 大河ドラマ55作目。戦国時代最後の名将・真田幸村=本名・真田信繁(のぶしげ)の生涯を描く。ヒットメーカー・三谷幸喜氏(54)が「新選組!」(2004年)以来、2度目の大河脚本。タイトルの「真田丸」は大坂冬の陣で信繁が築いた最強の砦。同時に、家族の物語として一艘の船に例えた。演出は木村隆文氏ほか。

 第29話は「異変」。信繁(堺雅人)は秀吉(小日向文世)の肝いりで、吉継(片岡愛之助)の娘・春(松岡茉優)を正室に迎える。春の人柄の良さは、きり(長澤まさみ)までも魅了する。しかし、三成(山本耕史)は、春の違った一面を信繁ににおわせる。信幸(大泉洋)にも稲(吉田羊)、こう(長野里美)それぞれとの間に子供ができ、真田家は幸せに包まれる。一方、秀吉の老いは、誰の目にも明らかなほど進行していた…という展開だった。

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2016年7月25日のニュース