ハロプロ研修生・笠原桃奈 アンジュルムに電撃加入「革命起こしたい」

[ 2016年7月16日 21:00 ]

「ハロー!プロジェクト」夏コンサートを行った(前列左から)嗣永桃子、岡井千聖、笠原桃奈、和田彩花(後列左から)宮崎由加、譜久村聖、矢島舞美、広瀬彩海、山岸理子

 アイドル集団「ハロー!プロジェクト」のメンバー、研修生合わせて総勢59人が出演する夏恒例のコンサートが16日、名古屋市・日本特殊陶業市民会館で開幕し、研修生・笠原桃奈(12)の「アンジュルム」への電撃加入が発表された。自身の名にある“桃”にちなみ、「ピーチピチなパフォーマンスで史上最強の新人と呼ばれるくらいの姿を見せて、アンジュルムに革命を起こしたい」と宣言。観客約2000人を沸かせた。

 研修期間1年を経て、アンジュルム9人目のメンバーとなった笠原は、現ハロプロメンバーでは最年少の中学1年生。6月に加入を伝えられた際は、「ドッキリかと思った」と振り返った。特技は9年間続けたモダンバレエで、発表当日のこの日から、9人の新体制となった同チームで堂々とパフォーマンスも披露。「モーニング娘。」の譜久村聖(19)らには「お尻がプリプリ!」と“桃尻”を羨まれた。

 ハロプロ最年長の1人、「カントリー・ガールズ」の“ももち”こと嗣永桃子(24)は「ハロプロで“桃”が(名に)付く子は、誰からも愛される」と持論を展開し、「イイ名前だから自信持って!」と激励した。長くアイドルを続ける秘訣について「めげない心。ハロプロが若返ると肩身が狭くなるのを実感するけど、“みんなももちのこと大好きでしょ?”みたいな強い気持ちをもつことが大事」とアドバイスもしたが、笠原のあこがれの先輩がモー娘。の工藤遙(16)だと分かると落胆。「ピーチピチは、私も昔キャッチコピーで使ってた。ここにまだ“桃”が居るので、そこは死守したい。お手柔らかに」と威圧し、笑わせた。

 またこの日、声帯結節の手術のため休養していた「℃―ute」の岡井千聖(22)がステージ復帰した。医師と相談の上、MCのみでの参加となったが、「完治すればもっと声がキレイになると聞いていて、その日が待ち遠しくて仕方がない」と笑顔。「好きなお酒もおしゃべりも控えて生きてます」と完全復活に向け、意欲満々だった。

 岡井は5月28日に行われたコンサートで療養専念を発表。6月下旬から治療に入り、7日には自身のブログで、手術が無事終了したことを報告していた。

 同コンサートは全国7カ所20公演で開催され、4万3000人を動員予定。

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2016年7月16日のニュース