死を覚悟した日々…竹原慎二 膀胱がん「闘病日記」連載開始のワケ

[ 2016年6月29日 12:28 ]

竹原慎二

 膀胱がんの手術を経て活動を再開したボクシング元WBAミドル級王者でタレントの竹原慎二(44)が29日、フジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)にVTR出演。闘病生活の様子や、ブログでの闘病日記連載を開始した理由などを明かした。

 竹原が異変を感じたのは3年半前。頻尿がひどく、掛かりつけの医師に相談したところ「膀胱炎」と診断された。その後痛みがひどくなっても医師は「そんなはずはない」と診断を変えることはなく、それでも大量の血尿が出たことから別の病院で受診したところ「膀胱がん」の宣告。14年に手術をしたが医師からは「ステージ4。悪くければ1年は持たない」と言われ「車の中、夫婦そろって大泣きした」と振り返った。

 落ち込み、精神的に不安定になる中、家族の励ましが支えとなった。「(妻・香織さんから)“死なせない”って言ってくれて。独身だったら生きることをあきらめていたと思う」。抗がん剤などの治療を経て、現在は通院を続けながら経過観察中。昨年からは芸能活動も再開した。

 今月27日から自身のブログで「闘病日記」の連載をスタート。手術から2年が経過し「心の整理をしようと思った」こと、自身も闘病中は本やブログから情報を得ていたこともあり「病気と闘っている人の参考になれば」と連載を開始した理由を説明した。

 死を覚悟した時でも「だったら生きても死んでも前向きになった方がいいとプラスに考えた」と竹原。ブログを通して一番伝えたいこととして「楽しく前向きに生きた方がいい。どん底まで落ちて悩んだ末に考えたことです」と話した。

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