SMAP「解散しない」FC会報で明言…生謝罪=解散否定の意図だった

[ 2016年6月8日 06:30 ]

SMAPの一連の騒動を伝えるスポーツニッポン

 今年1月に分裂危機を乗り越えたSMAPがファンクラブ「ジャニーズファミリークラブ」の会報内で、解散は「しない」と表明していることが7日、分かった。メンバー自身が解散を否定するのは騒動後初めて。5月にはジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(84)がグループ存続を明言していたが、契約更新と重なる9月解散説も取り沙汰されていただけにファンからは安どの声が上がっている。

 会報では5人が「今、伝えたいこと」と題し、騒動時の心境や今後への思いなどを明かしている。木村拓哉(43)は1月18日のフジテレビ「SMAP×SMAP」の生謝罪について「何のトライもせずに“ジ・エンドです”と言うってのは絶対にないな…と思い、ああいう形での報告をさせてもらったんだ」と経緯を説明。ただ、生謝罪では解散を否定する言葉がなかった。サーファー仲間からも解散を心配され「だから、しないって言っただろ!」と答えたという。メンバーとしては生謝罪で解散は否定したつもりだったようだ。

 ほかの4人の言葉もグループ存続を前提にしている。中居正広(43)は生謝罪での「これからもよろしくお願いします」という発言が「ボクの気持ちすべて」。香取慎吾(39)は「少しずつ前に向かって進みたい」とつづっている。草なぎ剛(41)は「ファンの人たちへ気持ちを返す具体的な方法はまだ見えてないけど、少しずつでも前に動いていくことが大事」とし、稲垣吾郎(42)も「心配をかけてしまったファンのみなさんへ、何か恩返しができたらいいな」とイベントやコンサート活動の再開をうかがわせている。

 年4回発行される会報がファンに届いたのは昨年秋以来。写真は会報用に撮り下ろしたもので、メンバーの並びは定期的に変わっている。関係者によると、年明けに発行準備を進めていたが、騒動を受け作業が遅れていたという。

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2016年6月8日のニュース